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#バウムテスト導入


 先日、京都で、日本箱庭療法学会があり、私も4年ぶりにリアルな学会に参加してまいりました。東京は残暑厳しき折でしたが、京都は急に寒くなったらしく、私は外套を1着購入することになりました。

 学会では、久しぶりに、京都大学の山中康弘先生の指定討論を伺ったり、伊藤良子先生が司会のワークショップに参加したりしました。その際に、偶然にも、ケースの議論の中に、「バウムテストはどうだったのか?」という問いが、お二人の話に出てきました。考えてみれば、山中康弘先生が京都大学を退官する際の記念出版の一冊が、バウムテストに関する著作でしたので、京都大学では、バウムテストを、大事なテストバッテリとしてきた伝統がありました。また、久しぶりに、伊藤良子先生とも個人的な話ができまして、改めて、バウムテストの重要性に目が開かれた思いでした。

 国立に戻りまして、個別セラピーを始めていた子どもにも、新たに個別セラピーを始めた子どもにも、バウムテストをやってみました。こうすることで、生育歴、行動観察に加えて、バウムテストに示されたパーソナリティ特性も踏まえて、子どものアセスメントが、多角的に出来た感触があります。

 今度の、個別セラピーに明るい展望をもたらしてくれた、そんなバウムテストの始まりです。

 
 
 

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