混乱した愛着の子どもと母親
- info165967
- 2024年12月15日
- 読了時間: 2分
エインズワースによれば、愛着には三つのタイプがあるとされました。①安定型,➁回避型,➂抵抗/両価型です。①安定型は,母親が安全基地として機能していることから,子どもが不安になれば,母親とくっ付いて安心感を回復します。➁回避型は,母親の世話や関心が不足して放任になっており,したがって,安全基地として機能していないため,子どもは不安を感じても,母親に抱っこされようともしません。➂抵抗/両価型は,母親が神経質で過干渉の場合が多く,安全基地としての機能が不十分であるため,子どもが不安を感じるとき,愛着行動が過剰になりやすい。しかし,近頃は、この三つの分類に収まらないケースが増えています。そのケースは④混乱型と呼ばれています。
混乱型は、回避型と抵抗/両価型が入り混じった,一貫性のない混乱したパターンを示します。本来は安全基地になるはずの母親が,安心できない場になることで,その子どもが混乱してしまっている状態です。
この混乱型の愛着を示す子どももその母親も、相手とどのように関わったらいいのか分からす、困っているケースです。私どもERIKSONエリクソンは,混乱型の愛着を示す子どもと,その母親も、共に支援をしてまいりたいと考えております。
今後、このブログでも,混乱型の愛着について、触れていきたいと思います。




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