top of page
検索

混乱した愛着の子どもと母親

 エインズワースによれば、愛着には三つのタイプがあるとされました。①安定型,➁回避型,➂抵抗/両価型です。①安定型は,母親が安全基地として機能していることから,子どもが不安になれば,母親とくっ付いて安心感を回復します。➁回避型は,母親の世話や関心が不足して放任になっており,したがって,安全基地として機能していないため,子どもは不安を感じても,母親に抱っこされようともしません。➂抵抗/両価型は,母親が神経質で過干渉の場合が多く,安全基地としての機能が不十分であるため,子どもが不安を感じるとき,愛着行動が過剰になりやすい。しかし,近頃は、この三つの分類に収まらないケースが増えています。そのケースは④混乱型と呼ばれています。

 混乱型は、回避型と抵抗/両価型が入り混じった,一貫性のない混乱したパターンを示します。本来は安全基地になるはずの母親が,安心できない場になることで,その子どもが混乱してしまっている状態です。

 この混乱型の愛着を示す子どももその母親も、相手とどのように関わったらいいのか分からす、困っているケースです。私どもERIKSONエリクソンは,混乱型の愛着を示す子どもと,その母親も、共に支援をしてまいりたいと考えております。

 今後、このブログでも,混乱型の愛着について、触れていきたいと思います。

 
 
 

コメント


​ERIKSON

●運営会社

  • 会社名:一般社団法人発達共働会

  • 代表理事:石川秀樹

  • TEL:042-505-5007

  • FAX:042-505-5008

  • メールアドレス:info@erikson.jp

  • 所在地:〒186-0004 東京都国立市中2-19-117-2階

●アクセス方法

 JR中央線 国立駅 南口

 ・徒歩 約15分

 ・バス約5分 (国10、国10-2、国11、国12、国13-2、国14-2、国41)→「桐朋」下車、(国17、国18)→「桐朋学園」下車

​ JR南武線 谷保駅 北口

 ・徒歩約16分

​ ・バス約7分(国17、国18)→「桐朋学園」下車

画像2.png
プレイルーム写真.jpg
qrcode_www.erikson.jp.png
bottom of page