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#共感の源 #腹側迷走神経複合体その2

 腹側迷走神経複合体のお話の続きです。

 腹側迷走神経複合体は、イリノイ大学名誉教授、ステファン・W.ポージェス博士が提唱する「ポリヴェーガル理論(二重迷走神経理論)」で指摘されている、第三の自律神経(第二の副交感神経)でしたね。

 この腹側迷走神経複合体について、発達トラウマ障害(DTD)の提唱者で、アメリカの国立子どもトラウマティック・ストレス・センターの設立の立役者でもあるヴァン・デ・コークは、次のように著作の中で述べています。

 「腹側迷走神経複合体(VVC)が働いているときには,相手が微笑めば自分も微笑みますし,相手に賛成する気になった時には頷きますし,相手が悲しい話をすれば,渋い顔になります」と。すなわち、腹側迷走神経複合体は、共感の源です。

 ですから、子どもに共感する気持ちを育てたいと思ったら、腹側迷走神経複合体を育てなくてはなりません。それでは、腹側迷走神経複合体はどうすれば、育てることができるのでしょうか?

 それについては、次回のお楽しみに!

 

 
 
 

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